教義項目 | 教学要綱 | 永遠の師匠・戸田先生の講義 |
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日蓮大聖人の位置づけ | 【象徴的本仏】 日蓮正宗の教学では、「御本仏」という表現には、日蓮大聖人が根本の仏であり、久遠実成の釈尊も、その仮現(垂迹)であるという含意があるが、創価学会では、「末法という現在において現実に人々を救う教えを説いた仏」という意味で、大聖人を「末法の御本仏」と尊称する。 『教学要綱』後注108 | 【根本仏】 日蓮大聖人様は久遠元初いらいの御本仏である。その南無妙法蓮華経仏からみると、五百塵点劫の釈尊も燃燈仏も印度の釈迦も、すべて本仏たる南無妙法蓮華経仏の分身仏あるいは垂迹仏である。 『方便品寿量品精解:日蓮正宗』P25 |
御本尊 | 日蓮正宗では、この「弘安二年の御本尊」の図顕を日蓮大聖人の出世の本懐と位置づけ、「弘安二年の御本尊」に繋がらなければ他の本尊は効力を発揮しないなどとする本尊観を唱える。 『教学要綱』後注97 | 『お前たちは、よく知るがよいぞ。自分には、もう寿命いくばくもなく、死ぬ時も間近にせまっている。法性の淵底に帰る前に、この弘安二年十月十二日に認めた本門戒壇の大御本尊を日本国富士大石寺に残して行くぞ。お前たちは、この大御本尊を信じなさい。信ずれば必らず、あらゆる悩みを解決できるから、何も心配することはないぞ』 といい残されて、弘安五年十月十三日、池上で、末法の御本仏、日蓮大聖人様は、後事を第二祖日興上人様に托されて、安らかに御入滅あそばされたのであった。そして、代々の日蓮正宗の御法主猊下を御身代りとしてつかわされて、邪宗の人たちを折伏された。 『方便品寿量品精解:日蓮正宗』P31 |
釈迦の教え | (日蓮大聖人が)釈尊に代わって末法の一切衆生を救済する大業を果たされたことにほかならない。 『教学要綱』P157 | 今釈迦を用いている人は、ちょうど腐って毒の作用をする御飯を食べているようなもので、邪宗徒といわざるをえないのであります。 『方便品寿量品精解:日蓮正宗』P37 |
他宗 | 【尊重の対象】 創価学会は、大聖人に連なり、慈悲の発露としての折伏精神を堅持していくとともに、実際の弘教においては、仏法の寛容の精神に基づき、相手の立場や思想を尊重しつつ、智慧を発揮して、共感と納得の対話を貫くことを重んじている。 『教学要綱』P169 | 【邪教】 小乗教といえば、律宗があり、権大乗教として、浄土宗や禅宗や真言宗がありますが、みな釈迦の仮の教えで、正しい仏法が現れた今では、不幸のどん底におとす邪教であります。 『方便品寿量品精解:日蓮正宗』P39 |